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文書作成日:2017/05/05
女性はもちろん、男性も気をつけていただきたいのが、春から夏にかけて増えてくる紫外線です。日焼け止めクリームや帽子などで対策をとるのはもちろん、今回は身体の内側からケアする方法も合わせてご紹介します。
紫外線を浴びると、肌は日焼けし、一見健康そうな小麦色に。けれど、そこには多くのマイナス面があります。紫外線は、肌老化を加速させて、シミ・シワの増加、眼障害や免疫力の低下、皮膚ガンなどの原因とも考えられています。
肌老化とは、肌内部に存在するコラーゲンやエラスチン繊維をつくりだす細胞が傷つけられ、肌のハリや弾力が低下し、シワやたるみが生じること。肌老化の原因のうち9割が紫外線、1割が加齢によると考えられていることからも、日頃の紫外線対策がどれだけ重要かがわかります。
紫外線をまったく浴びずに生活することは難しいものの、少しでもそのダメージを抑えるためのポイントをご紹介します。
■Point1:日中の外出では徹底ガード
1日のうちで紫外線量がもっと多いのは朝10時から午後2時頃まで。この時間帯に外出する際には、日焼け止めクリームを塗ったり、つばが広めの帽子をかぶったり、長袖のカーディガンなどをはおったりと、できるだけ紫外線をブロックするようにしましょう。
肌と同じように、目も紫外線を浴びることで日焼けしてしまうため、サングラスをかける、日傘をさすといったことはとても有効です。目に大量の紫外線を浴びると脳は紫外線を受けたことを察知し、体内にメラニンを発生。シミ、ソバカスが増えることになりますので、長時間の外出では目をガードすることも忘れないようにしてください。
■Point2:毎日の食事にもひと工夫
紫外線を浴びると、疲労を感じたり、肌が炎症をおこしやすくなったりするため、内側から栄養補給を。次のような栄養素を中心に摂るのがおすすめです。
・ビタミンA(カボチャ、ニンジン)=肌の色素沈着を防ぐ
・ビタミンB(豚肉)=皮膚や粘膜の再生を促して美肌を守る
・ビタミンC(トマト、キウイ)=できてしまったシミをケアする
・ビタミンE(ゴマ油)=抗酸化作用で肌老化を食い止める
なかでも、ビタミンAは油と一緒に摂ると吸収力が高まるので、カボチャやニンジンをゴマ油で炒める、蒸してからゴマ油をかけるなどして食べるのがポイント。豚肉に含まれるビタミンBは、トマトに含まれるクエン酸を一緒にとると、疲れの原因物質である乳酸を追い出し、肌や身体の疲労回復につながります。
外出先では、さまざまなUV対策で紫外線をなるべく浴びないようにし、お家では、上記のような栄養素を意識した食事を心がけ、外と内から肌をしっかり守りましょう。
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